Management and business consulting
全社的リスクマネジメント(ERM:Enterprise Risk Management)を運用している企業から受ける質問について、今まで回答してきた内容をまとめました。実務で悩みやすいポイントにフォーカスしていますので、参考にしていただければと思います。質問 評価基準があっているか?この
― AIの進化と企業に求められるAIガバナンス ―近年、AIの進化により企業のセキュリティ環境は大きく変化している。特に直近注目されているのが、AIがシステムやソフトウェアの脆弱性(ぜいじゃくせい)、すなわち攻撃されるおそれのある弱点を発見できるようになってきた点です。これま
リスクの定量化は、リスクマネジメント業務における重要課題の一つである。従来の評価手法では、評価者の経験や主観に依存する部分が大きく、同一のリスクであっても評価結果にばらつきが生じやすい。その結果、リスク値の信頼性や説明可能性に課題が残るケースが少なくない。こうした課題に対し、本稿ではAIを活用し
こんにちは。最近、中堅・中小企業のご担当者様から、次のようなご相談をいただく機会が多くなってきました。「大手取引先から、急に人権への取り組み状況を教えてほしいというアンケートが届いた。人権方針は一応作ったものの、具体的に何から始めればよいのか分からない……」ドイツの法やE
はじめに近年、企業を取り巻くリスクはますます複雑化しています。自然災害や地政学リスク、サイバーリスク、人材・労務リスク、法規制対応など、企業経営に影響を与える不確実性は多岐にわたっています。こうした環境変化を背景に、「全社的リスクマネジメント(ERM)」に取り組む企業は着実に増えてい
近年、企業を取り巻くリスク環境は、従来の想定を超えるスピードと複雑性で変化しています。特に2025年は、複数のリスクが同時に顕在化する「複合リスク」への対応が、全社的リスクマネジメント(ERM)における重要課題となります。本稿では、今年注目すべきトレンドリスクを俯瞰し、リスク関連の部門の皆様がリスク
BCP(事業継続計画)は、多くの企業で策定されています。しかし、実際に内容を確認すると、策定から年月が経過し、部分的な修正は行っていても、現状に即していないケースが少なくありません。たとえば、記載された緊急連絡先がすでに使用されていなかったり、担当者が異動・退職しているにもかかわらず更新されてい
近年、企業を取り巻く環境はますます不確実性を増し、これまで想定されてこなかったようなリスクが次々に顕在化しています。自然災害の激甚化、地政学的リスクの高まり、IT・サイバーリスクの深刻化、さらにはESG・サステナビリティへの対応など、企業は複雑で多層的なリスクに直面しています。こうした状況の中、リス
リスクマネジメントは、突き詰めればいくらでも複雑にできます。たとえば、「ぶれない評価軸をどう設定するか?」「リスクを漏れなく洗い出すには?」「効果的な対策の立て方は?」など、深掘りすればするほど、奥が深くなる分野です。そして、こうした取り組みによって得られるものも確かに大きいです。た
2025年を迎え、企業におけるサステナビリティ対応は、いよいよ本格的に実行フェーズへと移行しつつあります。私たちも現場支援を通じて、その変化を強く実感しています。これまでESG(環境・社会・ガバナンス)は、どちらかといえばCSR(企業の社会的責任)の延長として捉えられることが一般的でした。しかし